79歳、女社長のお仕事 2
就任半年。社長の仕事で大事なのはお茶くみと、スタッフの確保。
正社員ならば老後に厚生年金など 国民保険よりも高い給付が受けられます。
ならば、わが社もパート社員を正社員にしようとした。 しかし、ざっと 計算すると
社会福利費の負担は12万円の給与に対して 3万円から4万円近くになるという。 信じられますか?
12万円の給与に対し法定福利厚生費が三割近くも占めるとは。 半額は会社負担になり半額は個人負担で、会社も従業員も1万5千か2万円の負担増になるので、これでは会社も従業員もみな 派遣やパートを選ぶことになるわけです。
今まで日本の働く人の半数近くが非正規社員と聞いて納得いかないものがありました。近頃は正社員率を上げる会社が増えているらしいですが。
この法定福利厚生費をこれだけ引かれては将来の年金を心配する余裕など全くありません。
会社を立ち上げて半年余り、資金も底をつきます。いい社会勉強が出来ました。
社長としてはパートの方々に美味しいお茶を入れることぐらいしかできない。ごめんなさい。
Aoi.Dream株式会社 資金が尽きるまで夢を追います。