小説「亡国の聖女の罪と罰」と碧千塚子

新刊発表 特殊慰安施設 翻訳 オペラ 海外出版記念コンサート

アメリカで出版できちゃった。
豚もおだてりゃ木に登る!おだてられてもいないのに木のてっぺんまで登ってしまった。
降り方を知らないので映画化を狙ってハリウッドまで。途中で墜落も。

今年は地道に本の売り上げを伸ばす工夫をする。
大手ゲームメーカに声をかけられるが、本の売り上げが少ないのでポシャってしまった。
20世紀初頭の不穏な時代に日本とイタリア、ヨーロッパを生きたヒロイン美和の波乱の人生。
今、現代に通じる不安な時代を体験しませんか?
電子書籍の改訂版をイラストや用語説明を入れて出版する予定です。お楽しみに。

一枚の葉書から

 一枚の古い葉書を見つけた。アメリカ人だったのかカナダ人だったのか忘れたが、彼は私の家で初めて日本式の風呂に入って、水で薄めることを知らずに熱い温度のままの風呂に入ってエビのように赤くなってしまったと書いてあった。20年ぐらい前の葉書である。
多分もうそこにはいないであろうと思いながら、懐かしくなって書かれていた住所宛に葉書を書いてみた。


暫くして知らない方からメールが届いた。葉書は古い教会に届きその葉書は其処に暫くおかれたままであったが、信者の方が彼を知っていてカナダに転送してくれたとのこと。
私の小説より面白い設定になって来た。(アメリカで発売する私の本の表紙)


彼は転送先にもういないのか、転送先からまた新たな住所に転送されていたり、あるいはそこで捨てられていたり。この結末は如何に。
断捨離ができない私の物語。


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